自転車制作日誌 第14回 ヘッドパーツ購入
こんにちは!
この自転車制作日誌はずぶの素人が
- 折りたたみ自転車 (20インチ)
- 重量10kg代
- 価格5万円以下
で、パーツの入手からはじめて自転車を組んで行くという企画です!
今回は、購入したヘッドパーツを紹介したいと思います。
ヘッドパーツ
ヘッドパーツは、自転車のフレームのヘッドチューブとフロントフォークの接点になる部分で、ハンドルを左右に動かした時にフロントフォークが左右に回転してスムーズに左右にカーブできるようにするためのパーツです。ヘッドセットと呼ぶこともあるようです。
スムーズに回転させることが目的なので、基本的にはボールベアリングがメインのパーツになっていて、そのボールベアリングをフロントフォークとヘッドチューブの間で抱え込むような構造になっています。
ヘッドパーツには以下のようないくつかのタイプがあるようです。
ノーマルタイプは、いわゆるママチャリ等の軽快車やピストバイクなどに使われることが多いそうです。サイズさえ合えば、クロスバイクやロードバイクにも使えるとは思いますが、ノーマルタイプの場合は、ノーマルステムというタイプのステムを使用するという制約があります。その他の3つのタイプでは、ステムはフロントフォークの上先端側にボルトで固定するタイプのハンドルステムを使用することになります。これらのステムタイプの機能的な違いはよく分かっていません...
また、ロープロファイル、インテグラルはフレームが対応していないと使えないようです。対応している場合は手で簡単に取り付けられるような感じらしいですね。私のフレームは安価で購入できるドッペルギャンガーのパルセイロ260のものなので、そんな最新の高機能なものには対応していませんが。
というわけで、今回は、普通にアヘッドタイプのヘッドパーツで探して行きたいと思います。
ヘッドパーツ購入
ヘッドパーツのタイプが決まったら、今度はサイズを確認しないといけません。アヘッドタイプのヘッドパーツには主に以下のようなサイズがあるようです。
- ノーマルJIS
- ノーマルISO
- オーバーサイズ
- スーパーオーバーサイズ
パルセイロ260のヘッドチューブの内径を測ってみると大体34mmで、オーバーサイズであることが分かりました。そこで、アヘッドタイプ、オーバーサイズのヘッドパーツを探すことにしました。
例えば、この辺の商品を購入しようと検討していました。TIOGAやTANGEは安いパーツを色々販売しているメーカーで自転車カスタムの入門者はよくお世話になっているメーカーなのではと思います。
TIOGA(タイオガ) TG3 ヘッドセット ブラック スタンダードモデル HDN05700
- 出版社/メーカー: TIOGA(タイオガ)
- 発売日: 2012/04/06
- メディア: スポーツ用品
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他にもAliExpressなどで、安いヘッドパーツが売られていたりして、その辺も検討していました。その他、ヤフオクやメルカリなどで中古のパーツも探していたところ、運良く状態の良いCane Creekのヘッドパーツ 40.ec34 が安く出品されているのを見つけ購入しました!
自転車初心者なので、詳しくは分かりませんが、良い自転車にCane Creekが付いているのを良く見かけていましたのできっと良いパーツだと思います(汗)。特にボールベアリングが上記のヘッドパーツのようにむき出しではなく、カセット式のものになっていた水や塵などが入りにくい構造になっているようです。
さっそく重量を測ってみました。
79g、軽いですね!
上記の二つのパーツは110gを程度なので、30gくらい軽いです。
amazonや楽天だと7000円程度しますが、状態の良いものが1,800円くらいで購入できました。
ただ下玉受けという、フロントフォーク側に付けるパーツがついてなかったので、別途以下のものを購入しました。 正直cane creekの純正の下玉受けにしないとせっかくの機能が低下してしまうのですが、純正の下玉受けは単品購入だと非常に高かったので、ひとまずこの安いもので代用することにしました。角度などの規格が合うか心配でしたが、この商品でうまく合いました。
そんなわけで、今回はヘッドパーツ、Cane Creek 40.EC34を購入しました。次回は実際にヘッドチューブに取り付けていきたいと思います。
今回の更新情報
今回購入したパーツ類
ヘッドパーツ (Cane Creek 40.EC34) : 1850
下玉受け (ノーブランド) : 800円
今回購入した工具
なし
現在までの使用金額と重量
- 自転車 総額: 22,506円
- 自転車 重量: 4,000g
- (工具類 総額: 14,033円)
現在のパーツ構成
- フレーム : ドッペルギャンガー パルセイロ260
- フロントフォーク : Mosso FK26M3
- リム : Alexrims DA22 (451)
- フロントハブ : Shimano HB-RS505
- リアハブ : Shimano FH-RS505
- スポーク : スチール製
- ヘッドパーツ : Cane Creek 40.EC34
自転車制作日誌 第13回 ホイール手組み (3)
こんにちは!
この自転車制作日誌はずぶの素人が
- 折りたたみ自転車 (20インチ)
- 重量10kg代
- 価格5万円以下
で、パーツの入手からはじめて自転車を組んで行くという企画です!
前回までに、ホイールを手組みするためのパーツと専用工具の入手しました。
今回は、実際にホイールを組んでいきたいと思います。
ちなみに今回使用するパーツはこんな感じです。
ホイール手組み
まずニップルに油をさしておいた方が良いらしいようだったので、コスパのよさそうだったKM-001というスプレー式の潤滑剤を使用してニップルにスプレーします。ニップルを袋にいれたまま全体に一気に浸透させます。
AZ(エーゼット) KM-001 極圧・水置換スプレー [多目的・多機能・多用途・超潤滑防錆浸透 オイルスプレー/浸透防錆潤滑油/浸透 防錆 潤滑剤] 420ml 149
- 出版社/メーカー: エーゼット
- メディア: Tools & Hardware
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さて、これで準備は整ったので、組んでいきたいところですが、組み方がさっぱり分かりません。
まず色々な方々のブログを拝見して、なんとなく雰囲気をつかみました。
例えば、この辺のブログなどを参考にさせていただきました。
ざっくりとした、手順としては
- 仮組み
- 振れ取り調整
という感じのようです。
ホイール仮組み
というわけで、まず仮組みをしていきたいわけなのですが、組み方にもやはり色々な種類あるようです。
例えば、スポークが交差しないようなシンプルなものをラジアル組み、交差するようなものをタンジェント組みといったりするようです。そして、そのタンジェント組みにも交差のさせ方などでいくつかの種類があるようです。例えば、イタリアン組み、JIS組と呼ばれるようですね。
詳しくは、以下のブログなどで紹介されています。
今回、私の組んでいる自転車は前輪がディスクブレーキになる予定ですので、前輪はあさひのページにも載っているシマノがディスクブレーキ用に推奨している組み合せで、組んでいくことにします。後輪はJIS組と同じみたいですね。
さて、では実際に組んで行きます。
見ようみまねで、手探りで組んで行きます。
なんとか片側が組めました。
同じように逆側も組んで行きます。
片側はすんなりいったのですが、スポークが増えて行くにしたがい、窮屈になっていくので、かなり組にくくなっていきます。正直うまく組めなくて、最初からやり直したり試行錯誤しながらようやく両側くめました。この辺は実際に組みながら学んでいくしかないように思います。
フォークにつけてみます。ホイールができると一気に自転車間が増しますね!
というわけで、リアホイールについても同様に組んで行きます。
実は組み終わった後に、チューブの栓を出す穴の位置が良くないことに気付きました...
これだと狭くなってしまうので、一つずらさないとだめでした...というわけで、一回やり直しました。
振れ取り
何度もやり直したり、なかなか大変だったのですが、仮組みが終わりましたので、今度は振れ取りなどの調整をしていきます。
使うのはこちら。前回購入した、ミノウラの振れ取り台FT-1と、パークツールのスポークレンチSW-42です。
パークツール(ParkTool) スポークレンチ 2面幅3.4mmニップル用 SW-42
- 出版社/メーカー: PARKTOOL(パークツール)
- 発売日: 2012/03/09
- メディア: スポーツ用品
- クリック: 3回
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ちなみにこのスポークレンチはこんな感じでスポークを留めているニップルを回します。この形状はすごく回し易くておすすめです。
振れ取り台にホイールをセットするとこんな感じで、左右どちらかにずれてしまっていることが確認できると思います。ホイールを回しながらこのズレを確認して、ずれている部分のニップルを回して調整していきます。例えばこの画像の場合だと左側にずれているので、右側のニップルを締めるか、左側を緩めるかして調整していきます。
この際、締めるか、緩めるかの判断はスポークのテンションによるのだと思います。そのため、普通はここでスポークテンションメーターが登場するのだと思いますが、今回は用意していません... しかし、事前に自転車屋さんの完成車や友人の自転車のスポークを触らせてもらって大体のテンションの感覚を掴んできたので、その感覚を頼りに調整を行っていきます(汗)
大体、左右の調整をしていたら上下のブレはほとんどなくなっていて、こんな感じで初めてにしてはいい感じで調整できたのではないかと思います!
まとめ
ブログで書いちゃうと簡単に見えますが、実は、スポークの長さが合ってなかったようで、調整しきれなかったので、一度スポークを買い直したりとなかなか大変でした。事前にいくつかのサイトで計算してそれらの平均的な値を信じて購入していたのですが、一発ではうまくいきませんでしたね。かなり安めのスポークだったので、打撃は少なかったですが、手組みする際はスポークの長さの計算は慎重に行って、かつ、最初は安いスポークで実際に組んでみて長さの確認をする方が無難だと思いました。
今回までで、塗装とホイール手組みという大変な作業を終えました。
次回からは、またパーツを集めながらじょじょに自転車を組んで行きたいと思います!
今回の更新情報
今回購入したパーツ類
なし
今回購入した工具
なし
現在までの使用金額と重量
- 自転車 総額: 19,856円
- 自転車 重量: 3,921g
- (工具類 総額: 14,033円)
現在のパーツ構成
- フレーム : ドッペルギャンガー パルセイロ260
- フロントフォーク : Mosso FK26M3
- リム : Alexrims DA22 (451)
- フロントハブ : Shimano HB-RS505
- リアハブ : Shimano FH-RS505
- スポーク : スチール製
自転車制作日誌 第12回 ホイール手組み (2)
こんにちは!
この自転車制作日誌はずぶの素人が
- 折りたたみ自転車 (20インチ)
- 重量10kg代
- 価格5万円以下
で、パーツの入手からはじめて自転車を組んで行くという企画です!
ホイールを自分で組むことにして、前回のブログで購入したパーツを紹介しました。
これらのパーツでホイールを手組みする際に、やはり専用の工具というのがいくつか必要になります。
他の方のブログなどを拝見すると、自作したり代用したりされている方などいらっしゃるのですが、今回は素人なので、工具も自転車専用のものでコスパの良さそうなもので、揃えて行きたいと思います。
一般的には、ホイールを組んで行くのに以下のような工具を使うようです。
- スポークレンチ
- 振れ取り台
- センターゲージ
- スポークテンションメーター
スポークレンチ
スポークレンチというのは、別名ニップル回しとも呼ばれています。この別名にあるようにニップルを回すための工具です。
ニップルというのは、下の画像にあるようにリムとスポークを留めるためのパーツです。
ただ留めるだけではなくて、スポークレンチを使ってこのニップルを回すことでスポークのテンションを調整できるようになっています。
スポークレンチにも色々なタイプのものがありますが、私が調べた限り評判も良さそうだし、見た目もかわいらしいPark toolのスポークレンチを購入しました。
想像していたより小さかったです。
ちなみにニップルの規格によって種類があるので注意が必要です。
今回はニップルが3.4mmの規格のものでしたので、それに合うタイプのSW-42を購入しました。
パークツール(ParkTool) スポークレンチ 2面幅3.4mmニップル用 SW-42
- 出版社/メーカー: PARKTOOL(パークツール)
- 発売日: 2012/03/09
- メディア: スポーツ用品
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パークツール(ParkTool) スポークレンチ 2面幅3.2mmニップル用 SW-40
- 出版社/メーカー: PARKTOOL(パークツール)
- 発売日: 2012/03/09
- メディア: スポーツ用品
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パークツール(ParkTool) スポークレンチ 2面幅3.9mmニップル用 SW-3
- 出版社/メーカー: PARKTOOL(パークツール)
- 発売日: 2012/03/09
- メディア: スポーツ用品
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いくつかの規格に対応したものもあって、価格も安いのでマルチタイプでも良かったかもしれません。ただ、おそらくPark toolの方がニップルを回しやすいとは思います。
ホーザン(HOZAN) ニップル回し ニップルレンチ ♯10/12/13/14/15 C-120
- 出版社/メーカー: ホーザン(HOZAN)
- 発売日: 2012/03/09
- メディア: スポーツ用品
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振れ取り台・センターゲージ
自転車のホイールはハブとリムの間をスポークで支えているような構造になっています。実際に走行する際にスムーズに回転するためにはハブの位置がちゃんとセンターに来ていて、かつ回転したときにホイールが左右に振れないように調整する必要があります。
その調整のために使用される工具が振れ取り台やセンターゲージと呼ばれるものになります。
この工具は自作したり、工具なしで目分量で調整する方などもいらっしゃるようなのですが、私はずぶの素人のため専用の工具を購入することにしました。
そこで調べてみると、ミノウラの振れ取り台とセンターゲージのセットが良さそうなのですが、なかなか値段がはります。。。ちょっと迷いましたが、振れ取り台やセンターゲージはホイールを組む時だけではなくて、自転車が完成した後の日々の調整の際にも使用することになると思うので購入することにしました。
ジャーン。赤とシルバーの色合いがなかなか格好いいです。
(ピントが合ってない、、、)
Amazonに並行輸入品の海外メーカーのものもあったりしますが、それでも8000円くらいするので、この価格差ならMINOURAの方が良いのではと思います。
スポークテンションメーター
スポークテンションメーターはその名の通り、スポークのテンション(張り)を測るための工具です。先述の通り、スポークを留めているニップルを回すことで、スポークのテンションを調整することになるのですが、このスポークテンションメーターでテンションを計測しながら調整することで、狙いとおりの調整をしていくわけです。
これはさすがに自作は難しいのではないかと思います。
ただ、これがなかなか高いです。
この辺の商品を検討しましたが、振れ取り台が高かったこともあり、現時点では購入を見送ることにしました。実際に調整をしてみて必要性を感じたら購入するということにします。
パークツール(ParkTool) スポークテンションメーター エアロスポーク対応 TM-1
- 出版社/メーカー: PARKTOOL(パークツール)
- 発売日: 2012/03/09
- メディア: スポーツ用品
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まとめ
というわけで、 今回はホイールを実際に組んで行くさいに必要となる工具類を購入しました。次回は実際にホイールを組んでいきたいと思います。
(本当に、素人がいきなり組めるだろうか、、、心配です。)
今回の更新情報
今回購入したパーツ類
なし
今回購入した工具類
- スポークレンチ : Park tools SW-42 (1,000円)
- 振れ取り台・センターゲージ : MINOURA FT-1 (9,000円)
現在までの使用金額と重量
- 自転車 総額: 19,856円
- 自転車 重量: 3,921g
- (工具類 総額: 14,033円) +10,000
現在のパーツ構成
- フレーム : ドッペルギャンガー パルセイロ260
- フロントフォーク : Mosso FK26M3
- リム : Alexrims DA22 (451)
- フロントハブ : Shimano HB-RS505
- リアハブ : Shimano FH-RS505
- スポーク : スチール製
自転車制作日誌 第11回 ホイール手組み (1)
こんにちは!
この自転車制作日誌はずぶの素人が
- 折りたたみ自転車 (20インチ)
- 重量10kg代
- 価格5万円以下
で、パーツの入手からはじめて自転車を組んで行くという企画です!
前回までで、大変ではありましたが、無事に塗装の作業を終えることができました。
(実は、仕上げの磨きの作業が残ってはいるのですが...)
で、今回はホイールです。
正直、大変な作業は塗装くらいかなと思っていたのですが、完組みホイール?というのでしたっけ?
既に組み上がっているホイールでフレームとフロントフォークに合うものを探していたのですが、中古でもそれなりに値がはります。
例えば、Amazonなどでも売っているのですが、安くても2万円~3万円くらいはします。
価格を5万円以下に抑えるということが目標の一つですので、ここで、2万円超えはなかなか厳しいですよね。
しかし、おそらく自転車パーツの中でもかなり重要なパーツの一つになってくると思います。重量についても良いものとあまり良くないもので、大きく変わってくるところなのではという気がします。素人なので、間違ってたらすみません。
もう一つの目標の重さ10kg代も果たすためにはここが結構鬼門かもなあというところです。
フレームとフォークから決まって来る最低条件としては、
- サイズ : 20インチ
- 幅 : リア(OLD) 135mm、フロント(OLD) 100mm
- その他: ディスクブレーキ
でした。あと、できればリアは10速用にしたいです。
まずサイズですが、20インチといっても2種類のサイズがあります。
以前のブログでも触れたことがあったので、そのまま引用します。
"しかし、ここで、注意が必要なのですが、20インチにはどうやら二種類あるようです。 規格が違うのだそうですが、406と451の二種類があります。これはそれぞれそのままホイールの直径の値を表しているようです。(ややこしい!!) 406の方が漕ぎ出しが軽く街乗りに向いていて、451の方が405に比べると漕ぎ出しは重くなる分、比較的速度が出しやすいようです。(そんなに違うのかな、、いずれ比べてみたい!)"
この辺は、正直乗り比べてみないと分からないので、あまりこだわりはありませんでした。
見た目は406の方がすっきりしてミニベロらしいし、451の方が走行性能は高いとどっちもメリットがあるという気がしていました。
その他のディスクブレーキは、フロントフォークを26インチ用でしかもディスクブレーキ専用のものを購入したので、ディスクブレーキにせざるを得ません。
これはパルセイロ260のフレーム性質上、フロントフォークを変更する場合は、Vブレーキやキャリパーブレーキにするのはかなり難しいと思います。
そんなわけで、この条件で、ネットオークションやフリマアプリに張り付いて、結構探してました。
ヤフオクなんかだと、この条件のものがたまに出てくるのですが、大体2万円は超える感じです。ディスクブレーキという条件が結構厳しいんです。
そんなこんなで他のパーツも探しつつ、長いことホイールを探していたのですが、なかなか良い物がみつかりませんでした。
が、たまたまリムのみで新品で安く売っている物をみつけました。しかも、ホイールを探している際に良く見かけた評判の良いAlexlimsというメーカーのものでした。
そこで、このリムをベースに手組みをすることを検討して金額を試算してみたところ、2万円は大きく下回りそうな感じでした。
というわけで、前置きが非常に長くなってしまいましたが、ホイールも自分で組むことにしました!(大丈夫かな...(汗) )
ホイールを組むには、基本的には
- リム
- ハブ
- スポーク
の3つのパーツが必要です。
そしてまたまた専用の工具がいくつか必要みたいです。
- スポークレンチ
- 振れ取り台
- センターゲージ
- スポークテンションメーター
工具は次回紹介するとして、今回は購入したリム、ハブ、スポークを紹介します。
リム
リムは先ほども少し触れたように、Alexrimsのものを新品で安く入手することができました。
Alexrims の DA22です(28H)。多分型落ちで少し古いものです。
サイズは451で、価格は、二つで3000円でした。
多分アルミ製だと思いますが、持った感じ結構軽いし良さそうです。
見た目もなかなか格好いいです。
(重さを測るのを忘れてしまいました、、)
ハブ
続いてはハブです。
これは、実際にホイールとフレーム連結する部分です。タイヤの回転に係ってくる部分で、これは走行性能にも大きく係ってきそうなパーツだとは思いますが、何ぶん予算も限られているので、Shimano製、ディスクブレーキ用、で上記のサイズに見合うもので探して一番安かった、
Shimano HB-RS505 (フロント) と FH-RS505 (リア) を購入しました。
リムのスポークを通す穴が28個だったため、それに合わせてこちらも28Hのものを選択しました。
これは自転車ショップの通販サイトで新品で購入しました。
二つ合わせて5,656円でした。
試しに、フロントフォークにはめてみました。
これだけでちょっと楽しい!
スポーク
これはリムとハブを繋ぐ棒みたいなやつですね。
これもピンキリで、なかにはカーボン製のものもあるようです。
スポークの長さはリムやハブのサイズなどで変わってくるので、基本的にはカスタムしないといけないパーツです。
そのため、初心者がなかなか手を出しにくいわけですね...私は初心者中の初心者なのですが、いきなり手組みに手を出してしまった訳ですが。
しかし、どうやらネット上には、スポークの長さを計算してくれるサイトがいくつかあるようです。
これらのサイトは、ハブやリムのサイズやホール数など細かいデータを入力するとそれに見合ったスポーク長を計算してくれるというものです。
実際に、こちらのブログなどを参考にさせてもらいながら、
この辺のいくつかのサイトを試してみました。
しかし、実際やってみると、そもそも入力する項目が違ったり、中の計算式が違ったりするのか出力されるスポーク長は、こんな感じで結構バラバラだったりします...
初心者なので、経験してみないことには分からないので、、日本語で細かい解説もある
自転車のスポーク長 計算器 (上のリンクと同じサイトです)
を信じてこの値のものを買ってみることにしました。
このパーツも恐らく乗り心地などを含め走行性能に大きく関係してきそうな重要なパーツのようにも思うのですが、予算の都合上、価格重視で探してみました。
HOSHI SPOKESというメーカーはAmazonでも購入できて価格も安くコスパが高そうなのですが、20インチホイールに合うようなものは見当たりませんでした。
HOSHI SPOKES(ホシスポーク) ♯14×292 スポーク CP 426-00292
- 出版社/メーカー: HOSHI SPOKES(ホシスポーク)
- メディア: スポーツ用品
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ただ、ネットオークションに出品されているショップで安いものがあったので、さっそく購入してみました。メーカーは不明ですが、、
たしかスチール製です。なので少し重めですね。
フロント、リアあわせて、ニップルというスポークを固定するたのネジのようなものも含めて1840円でした。
これは結構安いと思います。
と、こんな感じで、なんとかホイールを組むのに必要な
- リム
- ハブ
- スポーク
が手に入りました。
価格の総計は、19,856円とそろそろ2万円に到達しそうです。
ほんとに5万円以内で組めるのか!?
次回は、工具を購入して、実際に組んでいきます!
今回の更新情報
今回購入したパーツ類
今回購入した工具類
なし
現在までの使用金額と重量
- 自転車 総額: 19,856円 (+10256)
- 自転車 重量: 3,921g (今回のパーツは未計測)
- (工具類 総額: 4,033円)
現在のパーツ構成
- フレーム : ドッペルギャンガー パルセイロ260
- フロントフォーク : Mosso FK26M3
- リム : Alexrims DA22 (451)
- フロントハブ : Shimano HB-RS505
- リアハブ : Shimano FH-RS505
- スポーク : スチール製
自転車制作日誌 第10回 フレーム塗装
こんにちは!
この自転車制作日誌はずぶの素人が
- 折りたたみ自転車 (20インチ)
- 重量10kg代
- 価格5万円以下
で、パーツの入手からはじめて自転車を組んで行くという企画です!
前回は、フレーム塗装に向けて、塗装を剥がす作業をしました。
大変でしたが、こんな感じで綺麗に剥がすことができました。
今回は、実際に塗装をはじめていきたいと思います。
塗装に関してもほぼ素人なわけですが、調べてみると、
塗装する際は、
- プラサフで下地の塗装を行う
- アクリルラッカーの色付きスプレーで塗装する
- ウレタンクリアで仕上げる
というのが、素人でもそれなりに綺麗な仕上がりにするのにコストも考えると良さそうでした。
というわけで、今回はこの塗装作業をやって行きたいと思います。
下地塗装
あまり詳しいことは分かりませんが、下地塗りはフレーム本体の金属とアクリルラッカーを繋ぐ役割をするわけですね。表面のざらつきを抑える役割や、色のりを良くしたり、塗装をはがれにくくするといった役割が有るんだと思います。
というわけで、まずは、この画像の左上にあるボデーペンのプラサフで下地の塗装をします。
SOFT99 ( ソフト99 ) ペイント ボデーペン プラサフ 08003 [HTRC2.1]
- 出版社/メーカー: ソフト99(SOFT99)
- メディア: Automotive
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こんな感じで、ベランダにレジャーシートを敷いてプラサフをスプレーしていきました。外は風が吹いたりでホコリや塵が付着しやすいので、あまりいい環境ではないと思いますが、他にスペースもないので仕様がないです。
何度か重ね塗りしながらざっと塗ってみたのですが、スプレーを厚く塗り過ぎてしまったのか一部溜まりが出来てしまいました。
こういう箇所はサンドペーパーでやすってから再度スプレーしました。
色付け
下地が大体塗れたので、次は、色付けです。
色は、いろいろと悩みましたが、やはり最初は無難に黒にすることにしました。
これまたボデーペンのアクリルラッカースプレー(ブラック)で色をつけていきます。
ソフト99(SOFT99) ペイントスプレー ボデーペン H-461 ホンダ NH731P クリスタルブラックP 300ml 08461
- 出版社/メーカー: ソフト99(SOFT99)
- メディア: Automotive
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これまた、少しずつ重ねぬりしていきます。
けっこう綺麗に塗れた気がするのですが、最終的な状態の写真を取り忘れていました...(汗)
ウレタンクリアで仕上げる
さて、最後にウレタンクリアで仕上げていきます。
塗装においてこの行程がおそらく一番重要です。
しかも私は、ウレタンクリアスプレーを使用したことがありません。
というわけで、ちょっと調べてみましたが、ウレタンクリアは
二液性で、二つの剤の化学反応によって硬化します。
まず、二液を缶の中で混ぜ合わせますが、一度混ぜ合わすと化学反応は始まりますので、そのままの状態で長期間保存することはできません。
冷蔵庫などで低温で保存することで、化学反応の速度を遅らせて長持ちさせたりもできるようですが、基本は塗り始めたら一気に使い切るまで塗るようなイメージになるかと思います。
色々扱いなども大変そうですが、ラッカーなどの揮発することで固まるタイプのスプレーと比べて、塗膜が非常に強いという特徴があります。
実際、アクリルラッカーのみの場合だとちょっとぶつけただけで塗装が簡単に剥がれてしまいます。(実際に何カ所かぶつけてしまってラッカーは何度か塗り直しました。)
まあ、とにかく、やってみなければ分からないので、実際に塗っていきます!
これもまたボデーペンのウレタンクリアを使いました。
SOFT99 ( ソフト99 ) ペイント ボデーペン ウレタンクリアー 08006 [HTRC2.1]
- 出版社/メーカー: ソフト99(SOFT99)
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(※ これは二液を混ぜ合わせる時に、栓を押す必要があるのですが、
このとき、栓を結構強く押さないといけません。最初、軽く押して栓が入った気がしたので、そのまま少しだけスプレーしてしまいました。ここは注意が必要なので、気をつけて下さい。)
と、張り切って作業していたせいか、写真を取り忘れました...
外は風も強かったので、しっかり換気をしながらお風呂場でスプレーしていたのですが、お風呂の蓋がウレタンコーティングされてしまいました(汗)
で、仕上がりはこんな感じです。つやも出ていて結構きれいじゃないですか?
(まだ紹介していないパーツが既に付いていますが、気にしないで下さい)
なかなか綺麗にできましたが、友人に会う約束があったので、途中急いで作業してしまい、一部、厚塗りして垂れてしまっている箇所などができてしまいました。
今後、ヤスリがけやコンパウンドで磨くなどして、塗装のムラをなくすための最終仕上げをしたいと思ってますので、そのときはまた記事にしたいと思います。
感想
写真を取り忘れてしまったせいもあるかもしれませんが、記事にするとあっという間ですで。でも、なかなか大変な作業でした。
ただ、塗装を剥がしてからの塗装という、大変な作業を終えたので、今後はパーツ集めとそれを実際に組んでいくという楽しい作業に入っていけます!
ちなみに、塗装費用だけだと3500円くらいでした。
しかし、仕上がりは業者には全然かないませんね...
でも次回はもうちょっとうまく塗れると思います。
(実はこのウレタン塗装をするまでに200日くらい経過しています...
忙しかったり、冬はウレタン塗装するのにあまり良くないという情報もあったので...(汗) )
今回の更新情報
今回購入したパーツ類
なし
今回購入した工具類
- プラサフスプレー
- アクリルラッカースプレー
- ウレタンクリアスプレー
現在までの使用金額と重量
- 自転車 総額: 9,600円 +3500円
- 自転車 重量: 3,921g
- (工具類 総額: 4,033円)
現在のパーツ構成
- フレーム : ドッペルギャンガー パルセイロ260
- フロントフォーク : Mosso FK26M3