素人による自転車制作: FabCycle

自転車素人が自転車を一から組んでカスタムしていく様子を記録したブログです。

自転車制作日誌 第19回 スターファングルナットを自作工具で取り付け、そして失敗!?

こんにちは!
この自転車制作日誌はずぶの素人が

  1. 折りたたみ自転車 (20インチ)
  2. 重量10kg代
  3. 価格5万円以下

で、パーツの入手からはじめて自転車を組んで行くという企画です!

前回は、スプロケットとリアディレイラーを購入して取り付けましたが、変速機をつけてリアディレイラーの調整をするためには、フロントフォークとハンドルを取り付けておかないといけないのでした。。そこで今回から数回かけてフロントフォーク、ハンドル周りを仕上げていきたいと思います。

fabcycle.hatenablog.com

 

今回は、以前購入したMossoのフロントフォークに、スターファングルナットを取り付けていきます。

最初に言っておきます!
自作工具の取り付けには失敗しました。。。
なので自作工具による取り付けの部分については失敗談としてお楽しみください(汗)

スターファングルナット

スターファングルナット!! なんだか格好いい名前ですね。
その正体は、こんな感じのものです。

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 何をするためのものかというと、これをフロントフォークの円柱の中に上から埋め込んでやって、ヘッドパーツをネジどめするために必要になるようなんです。

 

こちら以前、ヘッドパーツをフレームに取り付けた後の様子なのですが、この時フロントフォークに下玉押しをセットしました。これで下から押されると同時に、上からもヘッドパーツで抑えつけてフロントフォークがフレームから抜けないようにしないといけません。抜けないようにしないといけないのですが、完全に固定されているとハンドルがきれなくなっちゃいますよね。

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fabcycle.hatenablog.com

 

上の画像だとステムが付いていてその上に円柱部分が突き出ていますが、この部分を切るかスペーサーで埋めてやった上で、ヘッドパーツをスターファングルナットにネジ止めしてそのネジを調整することで、フロントフォークの固定具合をガタガタせずにスムーズにハンドルがきれるように調整するわけです (素人の説明です、、間違ってたらごめんなさい)

次回以降で実際にその様子をお見せできればと思います!


このように、フロントフォークの円柱部分の内側に押し込むかたちになるので、使用するフロントフォークにあったサイズのスターファングルナットを買わないといけません。

 

わたしはこちらの1-1/8インチのスターファングルナットを購入しました。

 

ちなみに英語でファングルとは”発明”という意味があるそうですね。このスターファングルナットも考案された当時はすごい発明だったのかもしれませんね。先人たちのおかげで私のような素人でもなんとか自転車が組めるわけなので、大感謝です!

  

スターファングルナット取り付け

さて、ではさっそくスターファングルナットを取り付けていきます!

例によって専用の圧入工具があるのですが、なかなかの値段がします。ちなみに、こちらの工具だと上からハンマーでたたいて押し込むようですね。なかなかすごい、抜くときは多分スターファングルナットを破壊しないといけなそうですよね。。

ちなみに、マルチプレッシャーアンカーという専用工具もいらないし、簡単に取り外せるものも存在しているようです。 これは円柱の中に入れた状態でネジを回せばサイズが大きくなる固定できるというもののようです。取り外したいときはネジを逆に回せばサイズが小さくなって取れるというもののようですね。こっちの方が発明な気がします!

 しかし、マルチプレッシャーアンカーもなかなかの値段がするし、重量も増えてしまうので、ここはスターファングルナットを自作工具で圧入していくというのに挑戦してみます。

 

用意したのはこんな感じ。

  • ねじ切り棒
  • ワッシャー
  • ナット
  • ゴム

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ねじ切り棒はスターファングルナットとのネジ穴とサイズがあっているものが必要です。私の場合はM6でした。

 

近所のホームセンターに長いねじ切り棒がなかったので、ロングナットで連結しました。

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ねじ切り棒にスターファングルナットをネジこんでおき、そのねじ切り棒をフォークの円柱の中にいれてやります。そして下側にワッシャーとナットをはめてそのナットを回していくとねじ切り棒が回ってその結果スターファングルナットが下側に引き寄せられて押し込まれて行くという算段でした。

ちなみに、フロントフォークに傷がつくのがいやだったので、用意していたゴムをワッシャーの間に挟んでみまたしが、これは押し込む力で破れてしまいほとんど意味がなかったです。。

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が、ここで大きな過ちが。。。このナットは袋ナットのように方側が閉じているものを使わないとだめですよね。。。でないとうまく力がかからないのでスターファングルナットは引き込まれにくいです。

 

しかしこの時は、それに気づかず作業をすすめていきます!
あるていどは押し込めました。が、なかなかスムーズにはいきません。

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 もうやけになって上からもナットをしめます。

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かなり無理やりでしたが、ここまでは押し込めました。
しかし、これ以上はこのだめだめ自作工具では押し込めませんでした。

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しかも頭に血が上っていたのか、ここまできても間違いに気づきません。。。
スターファングルナットのサイズがおかしかったのかななど考えてましたが、もう取り外すことも難しいです。

この下の商品だとまだ安かったので、もういいやと思って専用工具を買うことしました。

 これをスターファングルナットに差し込んでハンマーでたたくだけです。
 これですんなり入りました!
さすが専用工具!!

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はああ、大変でした。。他の方のブログですんなり成功している方々がたくさんいますので、自作工具でやる場合はそちらをご覧ください(汗)

48rider.com

今回購入したパーツ類

  • スターファングルナット 1-1/8

今回購入した工具

  • アンカーナットセッター 1980円

現在までの使用金額と重量

  • 自転車 総額:  22,506円
  • 自転車 重量:  4,000g
  • (工具類 総額: 20,223円)  (+1,980円)

現在のパーツ構成