素人による自転車制作: FabCycle

自転車素人が自転車を一から組んでカスタムしていく様子を記録したブログです。

自転車制作日誌 第4回 クランクとBBを外す!その②

自転車制作日誌の第4回目です。 

おさらいですが、この自転車制作日誌はずぶの素人が

  1. 折りたたみ自転車 (20インチ)
  2. 重量10kg以下
  3. 価格5万円以下

で、パーツの入手からはじめて自転車を組んで行くという企画です!

今回は、前回購入したE-tool(イーツール)のコッタレスクランク抜きを使って実際にクランクを外していきます!

E-tool(イーツール) コッタレス抜き ST-241A

E-tool(イーツール) コッタレス抜き ST-241A

 

ところで、このコッタレスクランク抜きのコッタレスってなんでしょうね?

調べてみると、コッターというクランクを留めるパーツがあるらしいのですが、そのコッターを使わずボルトなどで留めているクランクのことをコッタレスクランクというらしいですね。それを抜くための工具でコッタレスクランク抜き、そのままですね!

ちなみに、コッターというのは軸の横側から打ち込んでクランクを留めるくさびのようなものらしいです。このコッターを使うタイプはコッタードタイプといって今では殆ど使われていないそうです。(へぇ)

クランクを外す

さて、余談はそのへんにして、クランクを外していきます!

クランクを外す手順は大体こんな感じです。

  1. ボルトキャップを外す
  2. ボルトを外す
  3. クランクを抜く

コッタレスクランク抜きには、一般的にはボルトを外す機能と、クランクを引っこ抜く機能の二つがあり、今回は2と3の行程で登場します!

ボルトキャップを外す

クランクとBBを固定しているボルトに樹脂製のキャップがついています。このキャップは爪で引っかかっているだけなので、マイナスドライバーなどを隙間に差し込んで外してやります。(写真をとり忘れていたので、この写真は別途とりなおしました。。やらせ感満載ですみません。)

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取れました!

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が、ボトルキャップに少し傷が入ってしまいました。今回はこのクランクは交換する予定なのでいいのですが、メンテナンス等で外す際には注意が必要ですね。

ボルトを外す

つづいて、ボルトキャップを外すと現れるクランクとBBを固定しているボルトを外していきます。ここでついにコッタレスクランク抜きが登場です!

私の購入した、E-tool(イーツール)のST-241Aの場合だとシルバーの部分がこのボルトとかみ合うようになっているので、このシルバーの部分をボルトに噛み合わせて、モンキーレンチなどで反時計回りに回してボルトを外していきます。

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外れました!(またまたやらせ画像ですみません。。)

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ここは特に問題なく外せました。写真は右側のみですが、左側も同様にしてボルトを外します。ちなみに、この行程はコッタレスクランク抜きでなく、一般的な工具でも外せるものがあるのではないかと思います。

クランクを引き抜く

クランクはボルトを外しただけでは簡単には引き抜くことはできません。無理矢理に引き抜こうとするとクランクを傷めてしまう危険があるのではないかと思います。そこで、またまたコッタレスクランク抜きの出番です!というかここが、コッタレスクランク抜き最大の見せ場です!

E-toolのST-241Aの場合だと、黒い部分にネジが切ってあり、この部分がクランクのネジとかみ合うので、手で回して固定していきます。(※やらせ写真は右側のものになっていますが、先に左側から外していった方が良いようです。)

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手で回らなくなったら、モンキーレンチで少しだけ締めておきます。ただ、ここはコッタレスクランク抜きとクランクが固定できれば良いのであまり締め過ぎないほうが良いと思います。ST-241Aは少しネジきりの精度があまかったので、あまり締めすぎると外れなくなりそうな気がします。

コッタレスクランク抜きとクランクが固定できたら、シルバーの六角になっている部分をモンキーレンチ等で締めていきます。

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こうして締めていくことで、コッタレスクランク抜きの芯が内側に入っていき、クランク側から見るとBBを押し出していくようなかたちでクランクを引き抜くことができます。

これは、つまり、レンチで締めていく力がクランクを引き抜く力に変換されているわけですね。そうすることで、効率良くクランクを引き抜くことができるのだと思います。コッタレスクランク抜き、良く出来てますね!

 

抜けました!ちょっと感動!

そして、このクランクやはり重いな。。

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右側も同様にして外します。

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重量測定

デジタルスケールがないので、キッチン用のアナログなはかりで測ってみました。(デジタルスケールもそのうち買います!)

左クランクが大体425gくらいですかね。

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そして右クランクが960gでした。重い!

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というわけで、二つ合わせて1385gでした。かなり重いですねこれ。

 

BB外し 

よし、このままボトムブラケット(BB)も外すぞ!といきこんでいたのですが、予想外の出来事が、、

ドッペルギャンガーの某wikiによると、ドッペルギャンガーの純正BBは、カップアンドコーン式と書いてあったので、カップアンドコーン式のBBの可能性が高いだろうと思っていましたが、違いました、、カートリッジ式でした。

カップアンドコーン式の場合は、BBを取り外す際に専用の工具がなくても大きめのモンキーレンチでも代用できそうだったので、そのためにわざわざこの大きめのモンキーレンチを買っていたのですが、、

これでは、このカップアンドコーン式のBBは外せません。ただ、このモンキーレンチは安くてとても良い感じでした。40mmとかのワイドタイプが必要な場合はおすすめです。

そういえば、このモンキーレンチも今回自転車を組むために購入したのですが、工具類の総額に入れ忘れていました。こちら1,180円でしたので、今回から総額に追加しておきます。

ちなみに、目標の5万円以内というのは自転車のパーツのみのつもりです!工具類も入れると5万円には全然収まらないと思いますし、工具類は今後、メンテナンスの時などにも使えますしね。

BB外し専用工具

というわけで、このカートリッジ式BBを取り外すには、これまた専用の工具が必要なようです。

バイクハンド YC-26BB-2 カートリッジBB工具 YC-26BB-2

バイクハンド YC-26BB-2 カートリッジBB工具 YC-26BB-2

 
シマノ アダプター戻し工具 TL-UN74-S

シマノ アダプター戻し工具 TL-UN74-S

 
グランジ BBツール

グランジ BBツール

 

 私は、このBikeHand(バイクハンド)のYC-26BB-2にすることにしました。BBの取り外しは固着してしまって大変なケースも多いらしく力がいれやすそうな持ち手が一体となっているものが良いかなと思ったからです。

というわけで、この工具が届いたら今度こそBBを外します!

  

しかし、先はまだまだ長いですね!

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  • 自転車 総額:  3,000円
  • 自転車 重量:  3,615g    -1385
  • (工具類 総額: 1,815円) +1180

パーツ構成

 

自転車制作日誌 第3回 クランクとBBを外す!その①

自転車制作日誌の第3回目です。 

おさらいですが、この自転車制作日誌はずぶの素人が

  1. 折りたたみ自転車 (20インチ)
  2. 重量10kg以下
  3. 価格5万円以下

で、パーツの入手からはじめて自転車を組んで行くという企画です!

 

今回は、前回入手したドッペルギャンガー パルセイロ 260のフレームに元々付いていたクランクとボトムブラケット(BB)を外していきたいと思います。

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前回、フレームのあまりに重さに驚愕したので、まずはクランクとBBを外して、フレームの実際の重量を測ってみたくて居ても立ってもいられなくなりました。。

今後クランクとBBも新しいものに取り替えていくので、どのみち外さないといけないですしね。

(ちなみに、平然とクランクとかボトムブラケットとか言ってるけど、つい一週間前くらいまで、ボトムブラケットなんてものは全く知らなかった素人です。。。)

 

ボトムブラケット(BB)の規格

クランクとBBは基本的にはセットで考えるもののようです。BBには以下のようないくつかの規格があり、それに見合ったクランクを用意する必要があるみたいです。

  • スクエアテーパータイプ
  • オクタリンク
  • ホローテック
  • ホローテックⅡ

などなど

しかも、さらにはクランクにはそのサイズ(PCD値)にも違いがあるし、クランクについているギアにも、それは多くの種類があるようですよ。。

ひとまず、ここではあまり深入りしないことにします。いずれ深入りしなければいけないのかどうかもまだ定かではありません。。。

 

スクエアテーパータイプ

今回、私が入手したパルセイロ260に付いていたのは、どうやらスクエアテーパータイプと呼ばれるもののようです。これは比較的古いタイプのもののようですが、ちゃんと一般的な規格のようなので何とかなりそうです。

クランクを止める軸の部分が四角なので"スクエア"テーパータイプというようですね。テーパーってなんだよ??って思って調べてみたら、先細りになっている細長い構造物のことを言うようです。スクエアテーパータイプのBBを見てみると、たしかに軸が四角形で先細りになっています。正にスクエアテーパー!!

ちなみにオクタリンクはこの部分が8角形(というか8個の突起がついた発電所マークのような感じ)なのでオクタリンクというようですね。

 ちなみに、このスクエアテーパータイプにはさらに、カセット式と、カップアンドコーン式があるみたいです。カセット式はボールベアリングと軸が一体になっていて、カップアンドコーン式は軸とボールベアリングが分離しているもののようでした(違ってたらすみません)おそらく、カセット式の方が、水や塵の侵入に強いとかなのでしょう。

 

カセット式はこんな感じ。

TANGE(タンゲ) LN7922 110mm ボトムブラケット

TANGE(タンゲ) LN7922 110mm ボトムブラケット

 

 

カップアンドコーンはこんな感じ。

カップアンドコーン bb - Google 検索

 

パルセイロ260に付いているのがどっちなのか、まずはクランクを外してみないと分かりません。。そして、このスクエアテーパータイプについているクランクを外すためには専用の工具がいるようです。

 

クランク外し用工具

ロードバイクMTBなどのスポーツバイクは、ただ走れば良い、というわけではなく、これまでの自転車の歴史の中で目的に応じてその機能を最適化してきたのでしょう、、きっと。そのかいもありまして、なんやかんやと専用の工具が必要なようです。(下の画像はただのイメージですよ〜)

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専用の工具を揃えるのにも結構なお金がかかってしまうので、巷では、自転車を自分で組むのは止めた方が良いという人も多いかもしれません。たしかに、この辺はコスパだけ考えると割に合わないかもしれません。自分で組むのを楽しめなければ、ただただコストがかかるだけです。楽しめればそれはプライスレスですので、なんとか楽しんでいきたいと思います!

今回のケースでは、クランクを外すのにコッタレスクランク抜きというものが必要なようです。 

コッタレスクランク抜き

コッタレスクランク抜きとは以下のような自転車専用工具です。ただただクランクを外すためだけの存在。。 

シマノ コッタレスクランク専用工具 TL-FC10

シマノ コッタレスクランク専用工具 TL-FC10

 

 この工具をどのようにして使うのかまだ分かりませんが、とにかくいるらしいので、購入します。上の商品はシマノ製で信頼性は高そうですが、少々お高い。Amazonで1350円とかしてる。。しかも、今回クランクを外したあと、新たに他の規格のBBを入手した場合、今後二度と出番がない可能性も高い。というわけでもっと安いものを探してみました。

      

シマノ製以外だとこんな感じでしょうか?左のやつが圧倒的な安さで送料込み245円!

しかし、評価をみてみるとクランクが壊れたと言ってる方もいたりしたので、素人の私は手を出すのは怖いのでやめました。右のやつ買うならシマノ製でいいかなあという感じもするので、今回は真ん中のE-toolというメーカーのものを買う事にしました。Amazonでの評価もかなり良いです。

 

ジャーン!さっそく届きました!正直そんなに作りは良いように見えません。。ネジ山も一部つぶれてしまっていました。。しかし、あえて安いものを買ったわけですし、クランクが外せれば良しとします。

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と、さっそくクランク外しに取りかかりたいところなのですが、時間がきてしまいましたので、今回はここまで。次回実際にこの工具を使ってクランクを外します!

 

  • 自転車 総額: 3,000円
  • 自転車 重量: 5,000g
  • (工具類 総額: 635円)

 

自転車制作日誌 第2回 フレームげっと!!

自転車制作記の二回目です。

おさらいですが、この自転車制作記は

  1. 折りたたみ自転車 (20インチ)
  2. 重量10kg以下
  3. 価格5万円以下

で、パーツの入手からはじめて自転車を組んで行くという企画です!

(ずぶの素人が、、自転車を数年も乗っていないずぶの素人が、、大丈夫なのか!?)

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フレーム購入!

というわけで、今回ついにフレームを入手しました!!ここまでの道のりはとても長かったです。

途中、KHSのF-20シリーズに浮気しそうになったり、海外限定のFujiのOrigami という折りたたみ自転車に惹かれたりしながら。。

特に、KHSの自転車は走行性能も高そうで、正直KHSのいい状態の中古が手に入ったら、この企画はそこで終了してしまっていたかもしれません。。

それくらい20インチの折りたたみ自転車の完成品としては携帯性と走行性のバランスが良くできているように思います。(素人の私が言っても説得力ないですが。。)

 

とにかく、そんなこんなと紆余曲折を経て、なんとか予定通り

ドッペルギャンガーのParceiro (パルセイロ) 260のフレームを入手する事ができました。

途中、某オークションでVantage 262を競り負けたときは絶望でしたが、むしろフレームのみで安く手に入ったので結果オーライです!

ものは中古で状態はまあ普通、フレーム、クランク、BBのセットで約3,000円でした。

 

フレーム到着!

そしてなんと、既に、フレームは到着しています。

ジャーン!

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念願のダイヤモンドフレームの折りたたみ小径車フレームです!

感動!

色は気に入らないけど、これは元々塗装をする予定なので、問題なしです。

 

そして、興奮して抱きかかえてみると、、、重い、、これ重い!!

生まれたての赤ちゃんより全然重い!

 

重量測定

というわけで重量を測定してみることにしました。

うちには、自転車のフレームをつり下げて重量を測るような玄人アイテムは存在しません。以下にあるような、自転車を吊った状態で重量をはかれるデジタルスケールを買おうかと思って物色していましたが、結局今回は見送りました。自転車完成するころまでには買おうかな。。 

 

というわけで、今回はフレームを抱きかかえた状態で体重計にのって測ります。まず、久しぶりに体重を測ったら4kgくらい増えてて第一の衝撃を受けました!(ちなみに、それでも標準体重よりは全然少ないですが。ほんとに。)まあ、自転車が完成して、ツーリングしてたら自然と減るでしょう。

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次に、フレームの重量を測定してみると、なんと約5kg!やはり想像以上に重かった。 クランクとBBが結構重い物が積んであるとしても、フレームだけで3.5kgくらいかな。。

やはり他のフレームにしようかと、一瞬頭をよぎりましたが、折りたたみ自転車は、その構造上、剛性が低くなりやすいため、パイプの厚みを太くして安全な設計にしているんだ、と自分を納得させて、なんとか落ち着きました。

しかし、フレームは2.5kgくらいを予定していたので、早々に目標の10kg以下が厳しい感じになってきました。まあ、10kg代なら良しとすることにします。

(早くも、目標修正。。。)

 

フレーム総評

とにかく重い。

あとは、折りたたむのに想像以上に力が必要でした。

中古のため、折りたたみの機構がキツくなってしまっているだけかもしれないけど、力の弱い女性の方などは、かなり厳しいのではないかな。

後日、折りたたみ部分の整備をして様子を見てみることにします。

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  • 総額: 3,000円
  • 重量: 5,000g

 

自転車制作日誌 第1回 フレーム探し

どうもこんにちは。

素人が自転車を組んでいく様子を記録していくこの日誌の第一回目です。前回、第0回イントロダクションでざっくりと条件をつけました。

  1. 折りたたみ自転車
  2. 重量10kg以下
  3. 価格5万円以下

といった感じです。

 この条件に見合うようにパーツの選別を始めて行きたいと思います。まずは自転車の土台となるフレーム選定ですね

 今回、折りたたみ式が必須条件なので折りたたみ可能なフレームの中から気に入るものを探してみました。

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折りたたみ自転車について

折りたたみ方式

ダホン型

折りたたみ自転車と聞いたとき、大体イメージするのって、フレームの大黒柱的な太い部分が真ん中辺りでぱきっと折れて曲がるタイプのものですよね。

これってその昔、Dahon (ダホン)という会社が考案して始めたもののようです。

今も Dahon という会社が特許をもっているとかいないとからしいですが、この Dahon型とも呼べる折りたたみ方式のものが非常に多いです。

そして、その Dahon は今や世界最大の折りたたみ自転車メーカーだそうです。

 

Dahonの自転車は下の画像にあるような安いのだと4万円くらいからあるみたいです。

なかなか可愛らしいですね。 

 ちなみに、Tern (ターン)という自転車メーカーはDahonの創業者の息子が新たに立ち上げたブランドだそうです。

 

変則型

ただ、折りたたみ自転車をひたすらGoogleの画像検索とかでがーっと眺めていると、ちょっとこのDahon型とは違うタイプの折りたたみ自転車が目についてきます。

良く目につくのは、R&MBirdy (旧BD-1) とかですかね。あとは、Tyrell (タイレル) というメーカーや、Brompton (ブロンプトン)というメーカーのものなどが目立ちます。

Birdyは、なんだかスポーティな雰囲気が格好いいです。

Bromptonはとてもコンパクトに折り畳めて、電車などで輪行する際など便利そうです。(輪行どころか、何年も自転車を所有すらしてない私が言うのもなんですが!)

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Tyrellはストリート系な感じもありつつスタイリッシュにまとまっていて非常に格好良いです。走行性能も高そうです。

それぞれ、特許回避のためなのか分かりませんが、そこをそう折り畳むのかあ、といったように一見すると折りたたみ方が分からないような複雑な機構になっているようです。

※折りたたみ方は、文章では説明が難しいので動画などで確認してみてください。

 

正直、BirdyとかTyrellとかをさくっと買える財力というか心意気があれば、このブログはここで終了なのですが、そんなものは持ち合わせていないので、まだまだ続きます。

 

と、まあ、折りたたみ方式はいくつかあるようですが、90%くらいがDahon型で、あとの10%がそれ以外の変則型といった印象です。

個人的には、変則型のギミックに惹かれますが、いかんせん価格が高い。

(Dahonの特許を回避して安く作れるというわけではないのか。。)

というわけで、まあ、折りたたみ方式にはあまりこだわらないようにしたいと思います。

 

フレームのサイズ

折りたたみ自転車を見ていると、その大きさにも種類があることに気付きます。

主にホイールのサイズが全然違います。ちなみに、ロードバイククロスバイクは700c ( 27インチ?)、マウンテンバイクだと26インチとかが主流らしいですが。

 例えば小さい物だと、以下のAbikeというメーカーのもの。これはもはやホイールが何インチなのかも良く分かりません。

 他には、よく見るのは14インチ、16インチ、18インチ、20インチくらいでしょうか?

まれに下の画像にあるように、ドッペルギャンガーなどの一部メーカーで27インチのロードバイクの折りたたみ型も販売されています。

DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) フォルダブルロードバイク BACKFLIPPERシリーズSQUALO806 700x28C 独自開発折りたたみフレーム採用モデル

DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) フォルダブルロードバイク BACKFLIPPERシリーズSQUALO806 700x28C 独自開発折りたたみフレーム採用モデル

 

 私の場合は、携帯性能と走行性能のバランスも考えて、20インチにしたいと思います。

 

しかし、ここで、注意が必要なのですが、20インチにはどうやら二種類あるようです。 

規格が違うのだそうですが、406と451の二種類があります。

これはそれぞれそのままホイールの直径の値を表しているようです。(ややこしい!!)

406の方が漕ぎ出しが軽く街乗りに向いていて、451の方が405に比べると漕ぎ出しは重くなる分、比較的速度が出しやすいようです。(そんなに違うのかな、、いずれ比べてみたい!) 

色々調べていると、完成車だと406が付いているものが多い印象でした。

また、406が付いているフレームはカスタムすれば451のホイールが付けられるケースが多いようですので、ひとまず今はこの点に関しては気にしないことにします。

 

というわけで、フレームのサイズは20インチで探すことにしました。

 

フレーム決定! 

そんなわけで、20インチの折りたたみ自転車で色々探しました。それはもう毎日、これだ!いや、こっちだ!の繰り返しです。

そんな中、ドッペルギャンガーのVantage(ヴァンテージ) 262 やParceiro(パルセイロ) 260というやつが、見た目は普通のミニベロなんだけど、実は折りたたみ自転車という感じで好みでした。普通の折りたたみ自転車と比べてサイズも少し大きそうなので、携帯性は劣るかも知れませんが走行性能は高くなるのではという期待もあります。

カラーリングが全然好きではないんですが、自分で塗装もすれば良いやということでこの2種のいずれかを入手したいと思います。

 ドッペルギャンガーって多分ロードバイクとかバリバリ乗ってる人からするとバカにされるメーカーの代表格という感じもありますが、自分でカスタムしちゃえば愛着も湧くだろうし、何しろ、この見た目が普通のダイヤモンドフレームで折りたたみというのはかなり珍しく他にあまり選択肢がありません。(あと、盗難されにくいという素晴らしいメリットもあるかもしれません!)

ちなみに、ダイアモンドフレームの折りたたみだと、他にもDahon の Dash P8とかもあるのですが、少し高いし、フレームの見た目はドッペルギャンガーの方が好み!!

DahonのDash Altenaという新しいモデルも出たようですね! 見た目は結構好きなのですが、少々たかいですね。

しかし、調べてみると、ドッペルギャンガーのVantage 260は販売終了でした。。こちらの方が最初からキャリパーブレーキだったりと、カスタムがしやすそうなので良かったのですが。。

パルセイロの方は現在も販売していて、その販売価格は2万円代、安いです!

しかし、今後5万円以内でパーツをカスタムしていくことを考えると2万円でも高すぎる。。。なんとかフレームだけ安く入手したい!

 

というわけで、しばしの間、オークションサイトやフリマアプリに張り付いて、いい感じの中古フレームを探したいと思います!

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自転車制作日誌 第0回 イントロ

どうもはじめまして! 

今日から、自転車制作日誌と題して、パーツ集めから初めて、自分で自転車を組んでいく課程を報告していきたいと思います。

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自転車を組もうと思った理由

正直、自転車はもう何年も乗っていないし、ロードバイクどころかクロスバイクも所有したことのない素人です。(友人のロードやクロスに乗らせてもらったことはあるよ!)

素人がいきなり自転車を組んでいくのは、なかなか難しい面もあるかもしれません。。でも、完成品を買おうとして色々見ていても、安いものだとなかなか見た目が気に入る物がないし、Colnago (コルナゴ)とかDe Rosa (デローザ) とかBianchi (ビアンキ)とか見ててカッコいい!欲しい!と思って価格を見ると何十万!?みたいなパターンも多くて、購入に踏み切れないでいたんです。欲しいと思うと廃盤になってるみたいなパターンも多かったですね。

[rakuten:bike-king:10135253:detail]

 そこで、パーツを集めて自分で組んでしまえば、自分が気に入る自転車を安価で作れるのではないかと思い立ち、自分で組むことにしました。

 元々、ものを作るの好きなので、組んでいく課程も楽しめるだろうし、自分で手をかけて組んだものなら、少々見た目に気に入らない点があっても許せるだろうし、私にとっては良いことづくめです。

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どんな自転車を組むのか?

そんなこんなで、パーツを集めて自転車を自分で組むことにしたわけですが、、元々、自転車を購入したいと思ったきっかけは、自宅から離れた場所にある川や湖に釣りに行くのにツーリングがてら自転車に乗って行きたいということでした。

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最初は、せっかくだからロードバイクを買って、ガンガン飛ばすぜ!!といきまいていましたが、釣り場への移動が目的だとすると、まずは釣り場の近くまで電車でいってから、そこから自転車で移動するとかした方がより遠くにいけるなあと思い、折りたたみ自転車いいじゃん!ということになりました。

(正直、いきなりロードバイクを組んで、何十kmも出して道路を走るのは怖いというのもあったよ!)

 ただ、折りたたみ自転車とは言っても、それなりの速度も出せるようなスポーティな仕様にしたいと思っています。

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そして、何か目標を立てておいた方がパーツの選別もしやすいだろうということで、次の二つをとりあえずの最低目標としてパーツの選別をしていきたいと思います。

  1. 重量10kg以下
  2. 価格5万円以内

 

まず 1 つ目の条件についてですが、自転車素人の私でも既になんとなく知っていますが、良い自転車は軽い!良いパーツは軽い!です。

なので、自転車素人の私が自転車を組んで行く際に重量はとても分かり易い指標だと思い、条件の一つ目に重量を設定しました。( 重量をそこそこ軽くできていれば、その自転車の性能がある程度保証されると思われる!)

もちろん、軽いということ自体も自転車にとって非常に大きな利点となると思います。

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2つ目の条件についてですが、上限を設けておかないと際限がなくなりそうだし、失敗した時のショックも大きいので、価格はとても重要な要素です。

もし、高いお金を払えるなら、普通に完成品で気に入るものが手に入ると思いますしね。

例えば、私の場合は、Tyrell (タイレル)のFXとかPX1や、R&MBirdybd-1とか良いなあと思いますが、新品だと10万~20万円くらいするようです。

[rakuten:cycly:10117542:detail]

 

というわけで、いきなり少し長くなってしまいましたが、

 重量10kg以下折りたたみ自転車を、5万円以内で組むということを目標に始めたいと思います!

 

  (※ 私は自転車を組むのは素人ですし、まだどうなるか結果も出ていません。真似をするのは危険な場合もあると思うので、自己責任でお願いします。)