素人による自転車制作: FabCycle

自転車素人が自転車を一から組んでカスタムしていく様子を記録したブログです。

自転車制作日誌 第5回 クランクとBBを外す!その③

こんにちは!今回は自転車制作日誌の第5回目です。 

おさらいになりますが、この自転車制作日誌はずぶの素人が

  1. 折りたたみ自転車 (20インチ)
  2. 重量10kg代
  3. 価格5万円以下

で、パーツの入手からはじめて自転車を組んで行くという企画です!

 

前回、ボトムブラケット(BB)が予想していたカップアンドコーン式ではなくて、カートリッジ式だったために、手元が工具になく外せませんでした。

今回は、注文していた工具(Bike Hand YC-26BB-2)が届いたので、そちらを使用してBBを外していきます。

BBは外すのに苦労して、結局、自転車屋へ持ち込むケースもあったりするようなので、うまく外せるかどうかドキドキですが、気合いを入れて外していきます!

バイクハンド YC-26BB-2 カートリッジBB工具 YC-26BB-2

バイクハンド YC-26BB-2 カートリッジBB工具 YC-26BB-2

 

 

BBを外す

さて、前回、BB取り外し専用工具のBike Hand(バイクハンド) YC-26BB-2を注文していました。モンキーレンチを使って回すタイプの物が一般的なようですが、私は、持ち手が付いている物を注文しており、既に手元に届いています!

f:id:fabcycle:20161107155259j:plain

さて、さっそくですがBBを取り外し作業にかかります。左側から外すという情報が多く見られたので、左側から外していきます。なぜ左側から外すのか理由がいまいち分かっておりませんが、ひとまず信じて外していきます。

工具をBBに噛み合わせて、反時計回りに回していきます。

f:id:fabcycle:20161107155637j:plain

ん、、、固い、、回らない、、、。

噂通り、手強いですね。全体中をかけてみましたが回りません。持ち手がついてはいるのですが、厚みがあまりなく正直手が痛くなってしまいます。。

心が折れかけたので、ちょっと休憩、、、していると、先日、パーツの購入用にKUREのブレークリーンを購入していたのを思い出しました。効果があるのかどうかは分かりませんが、手元には潤滑油など他のものもないため、試しに一拭きしてみました。

そして再度挑戦! 

f:id:fabcycle:20161107162046j:plain

 

今度は足で踏み込みながらなりふり構わず全体重をかけたりしていると、ガクンっと一気に回りました!

回りました!しかし、思いっきり体重をかけていたので、急に回った勢いで頭を自転車にぶつけてしまいました。。皆様安全には配慮して気をつけましょう!

というわけで外れましたよ!

f:id:fabcycle:20161107161419j:plain

随分汚れていますね。この汚れで固着していたのかもしれません。KURE(呉工業) ブレークリーンでこの油汚れを分解することで、取り外しやすくなったのでしょうか。KURE以外でもパーツクリーナー系のスプレーをさしておくと同様の効果がありそうに思います。

KURE パーツクリーナー

KURE パーツクリーナー

 
AZ(エーゼット) PA-001 パーツクリーナー650ml Y011 [HTRC2.1]
 

また、今回は殆ど錆びていませんでしたが、錆びているようなケースだと、錆がとれるようなスプレーを挿すよ良いのかも知れませんね。

右側も同様にブレークリーンをスプレーして、回していきます。ちょっと手慣れてきて、こちらは割とスムーズに外れました。

f:id:fabcycle:20161107162046j:plain

取り外したBBの全貌がこちらです。necoというブランドの製品のようです。前オーナーはBBを取り替えていないと思われるので、こちらがドッペルギャンガー パルセイロ260の純正品になるかと思います。

f:id:fabcycle:20161107162131j:plain

ちなみに、68というのは、BBの横幅が68mmであることを示しているそうですね。BBの規格には横幅68mmのJIS(日本工業規格)やBSC/BSA(イギリスの規格)、70mmのITA(イタリアの規格)の二種類があるそうです。今回のパルセイロ260はJIS規格のBBということですね。新しいBBを買う際にこの点を注意した方がよさそうですね。

 

重量測定

さて、前回同様アナログな秤しかありませんが、重量を測ってみました。大体、240gですかね。f:id:fabcycle:20161107162233j:plain

前回、クランクが左右で1,385gでしたので、クランクとBBで合計1,625gでした!重いですね。。以前、クランクBB込みでフレームの重量が5kg近かったので、フレーム単体の重量は3.3kgといったところでしょうか?

一応、体重計を使ってフレーム単位の重量を測ってみたところ3.2kgくらいでした!

というわけで、最初に重量を測った時に5kgくらいあって、焦りましたがクランクとBBを外してみると3.2kgでした。それでも普通のクロスバイクロードバイクと比べると随分重いですが、ここは折りたたみの構造上しょうがないと思って納得する事にしましょう!

 

これで、ようやく土台となる最初のパーツ、ドッペルギャンガー パルセイロ260の20インチ折りたたみフレームが使える状態になりました!

次回は、このフレームをベースにして、どのようなパーツ構成にしていくかを検討したいと思います!私は、自転車素人なので、計画もせずに手当たり次第パーツを集めていくと失敗することが目に見えているので、ここはじっくりと検討していきたいと思います!

 

いや、しかし外れて本当に良かったです!

 

今回の更新情報

今回購入した工具類

KURE(呉工業) ブレークリーンロング増量 (840ml) 

現在までの使用金額と重量

  • 自転車 総額:  3,000円
  • 自転車 重量:  3,200g    -240(BB) -175(計測誤差修正分) 
  • (工具類 総額: 2,333円) +518 (KURE ブレークリーン)

現在のパーツ構成