自転車制作日誌 第3回 クランクとBBを外す!その①
自転車制作日誌の第3回目です。
おさらいですが、この自転車制作日誌はずぶの素人が
- 折りたたみ自転車 (20インチ)
- 重量10kg以下代
- 価格5万円以下
で、パーツの入手からはじめて自転車を組んで行くという企画です!
今回は、前回入手したドッペルギャンガー パルセイロ 260のフレームに元々付いていたクランクとボトムブラケット(BB)を外していきたいと思います。
前回、フレームのあまりに重さに驚愕したので、まずはクランクとBBを外して、フレームの実際の重量を測ってみたくて居ても立ってもいられなくなりました。。
今後クランクとBBも新しいものに取り替えていくので、どのみち外さないといけないですしね。
(ちなみに、平然とクランクとかボトムブラケットとか言ってるけど、つい一週間前くらいまで、ボトムブラケットなんてものは全く知らなかった素人です。。。)
ボトムブラケット(BB)の規格
クランクとBBは基本的にはセットで考えるもののようです。BBには以下のようないくつかの規格があり、それに見合ったクランクを用意する必要があるみたいです。
- スクエアテーパータイプ
- オクタリンク
- ホローテック
- ホローテックⅡ
などなど
しかも、さらにはクランクにはそのサイズ(PCD値)にも違いがあるし、クランクについているギアにも、それは多くの種類があるようですよ。。
ひとまず、ここではあまり深入りしないことにします。いずれ深入りしなければいけないのかどうかもまだ定かではありません。。。
スクエアテーパータイプ
今回、私が入手したパルセイロ260に付いていたのは、どうやらスクエアテーパータイプと呼ばれるもののようです。これは比較的古いタイプのもののようですが、ちゃんと一般的な規格のようなので何とかなりそうです。
クランクを止める軸の部分が四角なので"スクエア"テーパータイプというようですね。テーパーってなんだよ??って思って調べてみたら、先細りになっている細長い構造物のことを言うようです。スクエアテーパータイプのBBを見てみると、たしかに軸が四角形で先細りになっています。正にスクエアテーパー!!
ちなみにオクタリンクはこの部分が8角形(というか8個の突起がついた発電所マークのような感じ)なのでオクタリンクというようですね。
ちなみに、このスクエアテーパータイプにはさらに、カセット式と、カップアンドコーン式があるみたいです。カセット式はボールベアリングと軸が一体になっていて、カップアンドコーン式は軸とボールベアリングが分離しているもののようでした(違ってたらすみません)おそらく、カセット式の方が、水や塵の侵入に強いとかなのでしょう。
カセット式はこんな感じ。
カップアンドコーンはこんな感じ。
パルセイロ260に付いているのがどっちなのか、まずはクランクを外してみないと分かりません。。そして、このスクエアテーパータイプについているクランクを外すためには専用の工具がいるようです。
クランク外し用工具
ロードバイクやMTBなどのスポーツバイクは、ただ走れば良い、というわけではなく、これまでの自転車の歴史の中で目的に応じてその機能を最適化してきたのでしょう、、きっと。そのかいもありまして、なんやかんやと専用の工具が必要なようです。(下の画像はただのイメージですよ〜)
専用の工具を揃えるのにも結構なお金がかかってしまうので、巷では、自転車を自分で組むのは止めた方が良いという人も多いかもしれません。たしかに、この辺はコスパだけ考えると割に合わないかもしれません。自分で組むのを楽しめなければ、ただただコストがかかるだけです。楽しめればそれはプライスレスですので、なんとか楽しんでいきたいと思います!
今回のケースでは、クランクを外すのにコッタレスクランク抜きというものが必要なようです。
コッタレスクランク抜き
コッタレスクランク抜きとは以下のような自転車専用工具です。ただただクランクを外すためだけの存在。。
この工具をどのようにして使うのかまだ分かりませんが、とにかくいるらしいので、購入します。上の商品はシマノ製で信頼性は高そうですが、少々お高い。Amazonで1350円とかしてる。。しかも、今回クランクを外したあと、新たに他の規格のBBを入手した場合、今後二度と出番がない可能性も高い。というわけでもっと安いものを探してみました。
シマノ製以外だとこんな感じでしょうか?左のやつが圧倒的な安さで送料込み245円!
しかし、評価をみてみるとクランクが壊れたと言ってる方もいたりしたので、素人の私は手を出すのは怖いのでやめました。右のやつ買うならシマノ製でいいかなあという感じもするので、今回は真ん中のE-toolというメーカーのものを買う事にしました。Amazonでの評価もかなり良いです。
ジャーン!さっそく届きました!正直そんなに作りは良いように見えません。。ネジ山も一部つぶれてしまっていました。。しかし、あえて安いものを買ったわけですし、クランクが外せれば良しとします。
と、さっそくクランク外しに取りかかりたいところなのですが、時間がきてしまいましたので、今回はここまで。次回実際にこの工具を使ってクランクを外します!
- 自転車 総額: 3,000円
- 自転車 重量: 5,000g
- (工具類 総額: 635円)