自転車制作日誌 第13回 ホイール手組み (3)
こんにちは!
この自転車制作日誌はずぶの素人が
- 折りたたみ自転車 (20インチ)
- 重量10kg代
- 価格5万円以下
で、パーツの入手からはじめて自転車を組んで行くという企画です!
前回までに、ホイールを手組みするためのパーツと専用工具の入手しました。
今回は、実際にホイールを組んでいきたいと思います。
ちなみに今回使用するパーツはこんな感じです。
ホイール手組み
まずニップルに油をさしておいた方が良いらしいようだったので、コスパのよさそうだったKM-001というスプレー式の潤滑剤を使用してニップルにスプレーします。ニップルを袋にいれたまま全体に一気に浸透させます。
AZ(エーゼット) KM-001 極圧・水置換スプレー [多目的・多機能・多用途・超潤滑防錆浸透 オイルスプレー/浸透防錆潤滑油/浸透 防錆 潤滑剤] 420ml 149
- 出版社/メーカー: エーゼット
- メディア: Tools & Hardware
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さて、これで準備は整ったので、組んでいきたいところですが、組み方がさっぱり分かりません。
まず色々な方々のブログを拝見して、なんとなく雰囲気をつかみました。
例えば、この辺のブログなどを参考にさせていただきました。
ざっくりとした、手順としては
- 仮組み
- 振れ取り調整
という感じのようです。
ホイール仮組み
というわけで、まず仮組みをしていきたいわけなのですが、組み方にもやはり色々な種類あるようです。
例えば、スポークが交差しないようなシンプルなものをラジアル組み、交差するようなものをタンジェント組みといったりするようです。そして、そのタンジェント組みにも交差のさせ方などでいくつかの種類があるようです。例えば、イタリアン組み、JIS組と呼ばれるようですね。
詳しくは、以下のブログなどで紹介されています。
今回、私の組んでいる自転車は前輪がディスクブレーキになる予定ですので、前輪はあさひのページにも載っているシマノがディスクブレーキ用に推奨している組み合せで、組んでいくことにします。後輪はJIS組と同じみたいですね。
さて、では実際に組んで行きます。
見ようみまねで、手探りで組んで行きます。
なんとか片側が組めました。
同じように逆側も組んで行きます。
片側はすんなりいったのですが、スポークが増えて行くにしたがい、窮屈になっていくので、かなり組にくくなっていきます。正直うまく組めなくて、最初からやり直したり試行錯誤しながらようやく両側くめました。この辺は実際に組みながら学んでいくしかないように思います。
フォークにつけてみます。ホイールができると一気に自転車間が増しますね!
というわけで、リアホイールについても同様に組んで行きます。
実は組み終わった後に、チューブの栓を出す穴の位置が良くないことに気付きました...
これだと狭くなってしまうので、一つずらさないとだめでした...というわけで、一回やり直しました。
振れ取り
何度もやり直したり、なかなか大変だったのですが、仮組みが終わりましたので、今度は振れ取りなどの調整をしていきます。
使うのはこちら。前回購入した、ミノウラの振れ取り台FT-1と、パークツールのスポークレンチSW-42です。
パークツール(ParkTool) スポークレンチ 2面幅3.4mmニップル用 SW-42
- 出版社/メーカー: PARKTOOL(パークツール)
- 発売日: 2012/03/09
- メディア: スポーツ用品
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ちなみにこのスポークレンチはこんな感じでスポークを留めているニップルを回します。この形状はすごく回し易くておすすめです。
振れ取り台にホイールをセットするとこんな感じで、左右どちらかにずれてしまっていることが確認できると思います。ホイールを回しながらこのズレを確認して、ずれている部分のニップルを回して調整していきます。例えばこの画像の場合だと左側にずれているので、右側のニップルを締めるか、左側を緩めるかして調整していきます。
この際、締めるか、緩めるかの判断はスポークのテンションによるのだと思います。そのため、普通はここでスポークテンションメーターが登場するのだと思いますが、今回は用意していません... しかし、事前に自転車屋さんの完成車や友人の自転車のスポークを触らせてもらって大体のテンションの感覚を掴んできたので、その感覚を頼りに調整を行っていきます(汗)
大体、左右の調整をしていたら上下のブレはほとんどなくなっていて、こんな感じで初めてにしてはいい感じで調整できたのではないかと思います!
まとめ
ブログで書いちゃうと簡単に見えますが、実は、スポークの長さが合ってなかったようで、調整しきれなかったので、一度スポークを買い直したりとなかなか大変でした。事前にいくつかのサイトで計算してそれらの平均的な値を信じて購入していたのですが、一発ではうまくいきませんでしたね。かなり安めのスポークだったので、打撃は少なかったですが、手組みする際はスポークの長さの計算は慎重に行って、かつ、最初は安いスポークで実際に組んでみて長さの確認をする方が無難だと思いました。
今回までで、塗装とホイール手組みという大変な作業を終えました。
次回からは、またパーツを集めながらじょじょに自転車を組んで行きたいと思います!
今回の更新情報
今回購入したパーツ類
なし
今回購入した工具
なし
現在までの使用金額と重量
- 自転車 総額: 19,856円
- 自転車 重量: 3,921g
- (工具類 総額: 14,033円)
現在のパーツ構成
- フレーム : ドッペルギャンガー パルセイロ260
- フロントフォーク : Mosso FK26M3
- リム : Alexrims DA22 (451)
- フロントハブ : Shimano HB-RS505
- リアハブ : Shimano FH-RS505
- スポーク : スチール製