自転車制作日誌 第11回 ホイール手組み (1)
こんにちは!
この自転車制作日誌はずぶの素人が
- 折りたたみ自転車 (20インチ)
- 重量10kg代
- 価格5万円以下
で、パーツの入手からはじめて自転車を組んで行くという企画です!
前回までで、大変ではありましたが、無事に塗装の作業を終えることができました。
(実は、仕上げの磨きの作業が残ってはいるのですが...)
で、今回はホイールです。
正直、大変な作業は塗装くらいかなと思っていたのですが、完組みホイール?というのでしたっけ?
既に組み上がっているホイールでフレームとフロントフォークに合うものを探していたのですが、中古でもそれなりに値がはります。
例えば、Amazonなどでも売っているのですが、安くても2万円~3万円くらいはします。
価格を5万円以下に抑えるということが目標の一つですので、ここで、2万円超えはなかなか厳しいですよね。
しかし、おそらく自転車パーツの中でもかなり重要なパーツの一つになってくると思います。重量についても良いものとあまり良くないもので、大きく変わってくるところなのではという気がします。素人なので、間違ってたらすみません。
もう一つの目標の重さ10kg代も果たすためにはここが結構鬼門かもなあというところです。
フレームとフォークから決まって来る最低条件としては、
- サイズ : 20インチ
- 幅 : リア(OLD) 135mm、フロント(OLD) 100mm
- その他: ディスクブレーキ
でした。あと、できればリアは10速用にしたいです。
まずサイズですが、20インチといっても2種類のサイズがあります。
以前のブログでも触れたことがあったので、そのまま引用します。
"しかし、ここで、注意が必要なのですが、20インチにはどうやら二種類あるようです。 規格が違うのだそうですが、406と451の二種類があります。これはそれぞれそのままホイールの直径の値を表しているようです。(ややこしい!!) 406の方が漕ぎ出しが軽く街乗りに向いていて、451の方が405に比べると漕ぎ出しは重くなる分、比較的速度が出しやすいようです。(そんなに違うのかな、、いずれ比べてみたい!)"
この辺は、正直乗り比べてみないと分からないので、あまりこだわりはありませんでした。
見た目は406の方がすっきりしてミニベロらしいし、451の方が走行性能は高いとどっちもメリットがあるという気がしていました。
その他のディスクブレーキは、フロントフォークを26インチ用でしかもディスクブレーキ専用のものを購入したので、ディスクブレーキにせざるを得ません。
これはパルセイロ260のフレーム性質上、フロントフォークを変更する場合は、Vブレーキやキャリパーブレーキにするのはかなり難しいと思います。
そんなわけで、この条件で、ネットオークションやフリマアプリに張り付いて、結構探してました。
ヤフオクなんかだと、この条件のものがたまに出てくるのですが、大体2万円は超える感じです。ディスクブレーキという条件が結構厳しいんです。
そんなこんなで他のパーツも探しつつ、長いことホイールを探していたのですが、なかなか良い物がみつかりませんでした。
が、たまたまリムのみで新品で安く売っている物をみつけました。しかも、ホイールを探している際に良く見かけた評判の良いAlexlimsというメーカーのものでした。
そこで、このリムをベースに手組みをすることを検討して金額を試算してみたところ、2万円は大きく下回りそうな感じでした。
というわけで、前置きが非常に長くなってしまいましたが、ホイールも自分で組むことにしました!(大丈夫かな...(汗) )
ホイールを組むには、基本的には
- リム
- ハブ
- スポーク
の3つのパーツが必要です。
そしてまたまた専用の工具がいくつか必要みたいです。
- スポークレンチ
- 振れ取り台
- センターゲージ
- スポークテンションメーター
工具は次回紹介するとして、今回は購入したリム、ハブ、スポークを紹介します。
リム
リムは先ほども少し触れたように、Alexrimsのものを新品で安く入手することができました。
Alexrims の DA22です(28H)。多分型落ちで少し古いものです。
サイズは451で、価格は、二つで3000円でした。
多分アルミ製だと思いますが、持った感じ結構軽いし良さそうです。
見た目もなかなか格好いいです。
(重さを測るのを忘れてしまいました、、)
ハブ
続いてはハブです。
これは、実際にホイールとフレーム連結する部分です。タイヤの回転に係ってくる部分で、これは走行性能にも大きく係ってきそうなパーツだとは思いますが、何ぶん予算も限られているので、Shimano製、ディスクブレーキ用、で上記のサイズに見合うもので探して一番安かった、
Shimano HB-RS505 (フロント) と FH-RS505 (リア) を購入しました。
リムのスポークを通す穴が28個だったため、それに合わせてこちらも28Hのものを選択しました。
これは自転車ショップの通販サイトで新品で購入しました。
二つ合わせて5,656円でした。
試しに、フロントフォークにはめてみました。
これだけでちょっと楽しい!
スポーク
これはリムとハブを繋ぐ棒みたいなやつですね。
これもピンキリで、なかにはカーボン製のものもあるようです。
スポークの長さはリムやハブのサイズなどで変わってくるので、基本的にはカスタムしないといけないパーツです。
そのため、初心者がなかなか手を出しにくいわけですね...私は初心者中の初心者なのですが、いきなり手組みに手を出してしまった訳ですが。
しかし、どうやらネット上には、スポークの長さを計算してくれるサイトがいくつかあるようです。
これらのサイトは、ハブやリムのサイズやホール数など細かいデータを入力するとそれに見合ったスポーク長を計算してくれるというものです。
実際に、こちらのブログなどを参考にさせてもらいながら、
この辺のいくつかのサイトを試してみました。
しかし、実際やってみると、そもそも入力する項目が違ったり、中の計算式が違ったりするのか出力されるスポーク長は、こんな感じで結構バラバラだったりします...
初心者なので、経験してみないことには分からないので、、日本語で細かい解説もある
自転車のスポーク長 計算器 (上のリンクと同じサイトです)
を信じてこの値のものを買ってみることにしました。
このパーツも恐らく乗り心地などを含め走行性能に大きく関係してきそうな重要なパーツのようにも思うのですが、予算の都合上、価格重視で探してみました。
HOSHI SPOKESというメーカーはAmazonでも購入できて価格も安くコスパが高そうなのですが、20インチホイールに合うようなものは見当たりませんでした。
HOSHI SPOKES(ホシスポーク) ♯14×292 スポーク CP 426-00292
- 出版社/メーカー: HOSHI SPOKES(ホシスポーク)
- メディア: スポーツ用品
- この商品を含むブログを見る
ただ、ネットオークションに出品されているショップで安いものがあったので、さっそく購入してみました。メーカーは不明ですが、、
たしかスチール製です。なので少し重めですね。
フロント、リアあわせて、ニップルというスポークを固定するたのネジのようなものも含めて1840円でした。
これは結構安いと思います。
と、こんな感じで、なんとかホイールを組むのに必要な
- リム
- ハブ
- スポーク
が手に入りました。
価格の総計は、19,856円とそろそろ2万円に到達しそうです。
ほんとに5万円以内で組めるのか!?
次回は、工具を購入して、実際に組んでいきます!
今回の更新情報
今回購入したパーツ類
今回購入した工具類
なし
現在までの使用金額と重量
- 自転車 総額: 19,856円 (+10256)
- 自転車 重量: 3,921g (今回のパーツは未計測)
- (工具類 総額: 4,033円)
現在のパーツ構成
- フレーム : ドッペルギャンガー パルセイロ260
- フロントフォーク : Mosso FK26M3
- リム : Alexrims DA22 (451)
- フロントハブ : Shimano HB-RS505
- リアハブ : Shimano FH-RS505
- スポーク : スチール製