素人による自転車制作: FabCycle

自転車素人が自転車を一から組んでカスタムしていく様子を記録したブログです。

自転車制作日誌 第10回 フレーム塗装

こんにちは!
この自転車制作日誌はずぶの素人が

  1. 折りたたみ自転車 (20インチ)
  2. 重量10kg代
  3. 価格5万円以下

で、パーツの入手からはじめて自転車を組んで行くという企画です!

 

前回は、フレーム塗装に向けて、塗装を剥がす作業をしました。

大変でしたが、こんな感じで綺麗に剥がすことができました。

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今回は、実際に塗装をはじめていきたいと思います。

 

塗装に関してもほぼ素人なわけですが、調べてみると、

塗装する際は、

  1. プラサフで下地の塗装を行う
  2. アクリルラッカーの色付きスプレーで塗装する
  3. ウレタンクリアで仕上げる

というのが、素人でもそれなりに綺麗な仕上がりにするのにコストも考えると良さそうでした。


というわけで、今回はこの塗装作業をやって行きたいと思います。

 

下地塗装

あまり詳しいことは分かりませんが、下地塗りはフレーム本体の金属とアクリルラッカーを繋ぐ役割をするわけですね。表面のざらつきを抑える役割や、色のりを良くしたり、塗装をはがれにくくするといった役割が有るんだと思います。

というわけで、まずは、この画像の左上にあるボデーペンのプラサフで下地の塗装をします。

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 こんな感じで、ベランダにレジャーシートを敷いてプラサフをスプレーしていきました。外は風が吹いたりでホコリや塵が付着しやすいので、あまりいい環境ではないと思いますが、他にスペースもないので仕様がないです。

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何度か重ね塗りしながらざっと塗ってみたのですが、スプレーを厚く塗り過ぎてしまったのか一部溜まりが出来てしまいました。

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こういう箇所はサンドペーパーでやすってから再度スプレーしました。

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色付け

下地が大体塗れたので、次は、色付けです。

色は、いろいろと悩みましたが、やはり最初は無難に黒にすることにしました。

 

これまたボデーペンのアクリルラッカースプレー(ブラック)で色をつけていきます。

 

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これまた、少しずつ重ねぬりしていきます。

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けっこう綺麗に塗れた気がするのですが、最終的な状態の写真を取り忘れていました...(汗)

 

ウレタンクリアで仕上げる

さて、最後にウレタンクリアで仕上げていきます。
塗装においてこの行程がおそらく一番重要です。

しかも私は、ウレタンクリアスプレーを使用したことがありません。


というわけで、ちょっと調べてみましたが、ウレタンクリアは
二液性で、二つの剤の化学反応によって硬化します。

まず、二液を缶の中で混ぜ合わせますが、一度混ぜ合わすと化学反応は始まりますので、そのままの状態で長期間保存することはできません。
冷蔵庫などで低温で保存することで、化学反応の速度を遅らせて長持ちさせたりもできるようですが、基本は塗り始めたら一気に使い切るまで塗るようなイメージになるかと思います。

色々扱いなども大変そうですが、ラッカーなどの揮発することで固まるタイプのスプレーと比べて、塗膜が非常に強いという特徴があります。

実際、アクリルラッカーのみの場合だとちょっとぶつけただけで塗装が簡単に剥がれてしまいます。(実際に何カ所かぶつけてしまってラッカーは何度か塗り直しました。)

 

まあ、とにかく、やってみなければ分からないので、実際に塗っていきます!

 

これもまたボデーペンのウレタンクリアを使いました。

 

(※ これは二液を混ぜ合わせる時に、栓を押す必要があるのですが、
このとき、栓を結構強く押さないといけません。最初、軽く押して栓が入った気がしたので、そのまま少しだけスプレーしてしまいました。ここは注意が必要なので、気をつけて下さい。)




と、張り切って作業していたせいか、写真を取り忘れました...
外は風も強かったので、しっかり換気をしながらお風呂場でスプレーしていたのですが、お風呂の蓋がウレタンコーティングされてしまいました(汗)


で、仕上がりはこんな感じです。つやも出ていて結構きれいじゃないですか?
(まだ紹介していないパーツが既に付いていますが、気にしないで下さい)

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なかなか綺麗にできましたが、友人に会う約束があったので、途中急いで作業してしまい、一部、厚塗りして垂れてしまっている箇所などができてしまいました。



今後、ヤスリがけやコンパウンドで磨くなどして、塗装のムラをなくすための最終仕上げをしたいと思ってますので、そのときはまた記事にしたいと思います。

 

感想

写真を取り忘れてしまったせいもあるかもしれませんが、記事にするとあっという間ですで。でも、なかなか大変な作業でした。

ただ、塗装を剥がしてからの塗装という、大変な作業を終えたので、今後はパーツ集めとそれを実際に組んでいくという楽しい作業に入っていけます!

ちなみに、塗装費用だけだと3500円くらいでした。
しかし、仕上がりは業者には全然かないませんね...
でも次回はもうちょっとうまく塗れると思います。

(実はこのウレタン塗装をするまでに200日くらい経過しています...

忙しかったり、冬はウレタン塗装するのにあまり良くないという情報もあったので...(汗) )

今回の更新情報

今回購入したパーツ類

なし

今回購入した工具類

  • プラサフスプレー
  • アクリルラッカースプレー
  • ウレタンクリアスプレー

現在までの使用金額と重量

  • 自転車 総額:  9,600円 +3500円
  • 自転車 重量:  3,921g
  • (工具類 総額: 4,033円)  

現在のパーツ構成

  • フレーム : ドッペルギャンガー パルセイロ260
  • フロントフォーク : Mosso FK26M3