素人による自転車制作: FabCycle

自転車素人が自転車を一から組んでカスタムしていく様子を記録したブログです。

自転車制作日誌 第2回 フレームげっと!!

自転車制作記の二回目です。

おさらいですが、この自転車制作記は

  1. 折りたたみ自転車 (20インチ)
  2. 重量10kg以下
  3. 価格5万円以下

で、パーツの入手からはじめて自転車を組んで行くという企画です!

(ずぶの素人が、、自転車を数年も乗っていないずぶの素人が、、大丈夫なのか!?)

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フレーム購入!

というわけで、今回ついにフレームを入手しました!!ここまでの道のりはとても長かったです。

途中、KHSのF-20シリーズに浮気しそうになったり、海外限定のFujiのOrigami という折りたたみ自転車に惹かれたりしながら。。

特に、KHSの自転車は走行性能も高そうで、正直KHSのいい状態の中古が手に入ったら、この企画はそこで終了してしまっていたかもしれません。。

それくらい20インチの折りたたみ自転車の完成品としては携帯性と走行性のバランスが良くできているように思います。(素人の私が言っても説得力ないですが。。)

 

とにかく、そんなこんなと紆余曲折を経て、なんとか予定通り

ドッペルギャンガーのParceiro (パルセイロ) 260のフレームを入手する事ができました。

途中、某オークションでVantage 262を競り負けたときは絶望でしたが、むしろフレームのみで安く手に入ったので結果オーライです!

ものは中古で状態はまあ普通、フレーム、クランク、BBのセットで約3,000円でした。

 

フレーム到着!

そしてなんと、既に、フレームは到着しています。

ジャーン!

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念願のダイヤモンドフレームの折りたたみ小径車フレームです!

感動!

色は気に入らないけど、これは元々塗装をする予定なので、問題なしです。

 

そして、興奮して抱きかかえてみると、、、重い、、これ重い!!

生まれたての赤ちゃんより全然重い!

 

重量測定

というわけで重量を測定してみることにしました。

うちには、自転車のフレームをつり下げて重量を測るような玄人アイテムは存在しません。以下にあるような、自転車を吊った状態で重量をはかれるデジタルスケールを買おうかと思って物色していましたが、結局今回は見送りました。自転車完成するころまでには買おうかな。。 

 

というわけで、今回はフレームを抱きかかえた状態で体重計にのって測ります。まず、久しぶりに体重を測ったら4kgくらい増えてて第一の衝撃を受けました!(ちなみに、それでも標準体重よりは全然少ないですが。ほんとに。)まあ、自転車が完成して、ツーリングしてたら自然と減るでしょう。

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次に、フレームの重量を測定してみると、なんと約5kg!やはり想像以上に重かった。 クランクとBBが結構重い物が積んであるとしても、フレームだけで3.5kgくらいかな。。

やはり他のフレームにしようかと、一瞬頭をよぎりましたが、折りたたみ自転車は、その構造上、剛性が低くなりやすいため、パイプの厚みを太くして安全な設計にしているんだ、と自分を納得させて、なんとか落ち着きました。

しかし、フレームは2.5kgくらいを予定していたので、早々に目標の10kg以下が厳しい感じになってきました。まあ、10kg代なら良しとすることにします。

(早くも、目標修正。。。)

 

フレーム総評

とにかく重い。

あとは、折りたたむのに想像以上に力が必要でした。

中古のため、折りたたみの機構がキツくなってしまっているだけかもしれないけど、力の弱い女性の方などは、かなり厳しいのではないかな。

後日、折りたたみ部分の整備をして様子を見てみることにします。

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  • 総額: 3,000円
  • 重量: 5,000g

 

自転車制作日誌 第1回 フレーム探し

どうもこんにちは。

素人が自転車を組んでいく様子を記録していくこの日誌の第一回目です。前回、第0回イントロダクションでざっくりと条件をつけました。

  1. 折りたたみ自転車
  2. 重量10kg以下
  3. 価格5万円以下

といった感じです。

 この条件に見合うようにパーツの選別を始めて行きたいと思います。まずは自転車の土台となるフレーム選定ですね

 今回、折りたたみ式が必須条件なので折りたたみ可能なフレームの中から気に入るものを探してみました。

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折りたたみ自転車について

折りたたみ方式

ダホン型

折りたたみ自転車と聞いたとき、大体イメージするのって、フレームの大黒柱的な太い部分が真ん中辺りでぱきっと折れて曲がるタイプのものですよね。

これってその昔、Dahon (ダホン)という会社が考案して始めたもののようです。

今も Dahon という会社が特許をもっているとかいないとからしいですが、この Dahon型とも呼べる折りたたみ方式のものが非常に多いです。

そして、その Dahon は今や世界最大の折りたたみ自転車メーカーだそうです。

 

Dahonの自転車は下の画像にあるような安いのだと4万円くらいからあるみたいです。

なかなか可愛らしいですね。 

 ちなみに、Tern (ターン)という自転車メーカーはDahonの創業者の息子が新たに立ち上げたブランドだそうです。

 

変則型

ただ、折りたたみ自転車をひたすらGoogleの画像検索とかでがーっと眺めていると、ちょっとこのDahon型とは違うタイプの折りたたみ自転車が目についてきます。

良く目につくのは、R&MBirdy (旧BD-1) とかですかね。あとは、Tyrell (タイレル) というメーカーや、Brompton (ブロンプトン)というメーカーのものなどが目立ちます。

Birdyは、なんだかスポーティな雰囲気が格好いいです。

Bromptonはとてもコンパクトに折り畳めて、電車などで輪行する際など便利そうです。(輪行どころか、何年も自転車を所有すらしてない私が言うのもなんですが!)

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Tyrellはストリート系な感じもありつつスタイリッシュにまとまっていて非常に格好良いです。走行性能も高そうです。

それぞれ、特許回避のためなのか分かりませんが、そこをそう折り畳むのかあ、といったように一見すると折りたたみ方が分からないような複雑な機構になっているようです。

※折りたたみ方は、文章では説明が難しいので動画などで確認してみてください。

 

正直、BirdyとかTyrellとかをさくっと買える財力というか心意気があれば、このブログはここで終了なのですが、そんなものは持ち合わせていないので、まだまだ続きます。

 

と、まあ、折りたたみ方式はいくつかあるようですが、90%くらいがDahon型で、あとの10%がそれ以外の変則型といった印象です。

個人的には、変則型のギミックに惹かれますが、いかんせん価格が高い。

(Dahonの特許を回避して安く作れるというわけではないのか。。)

というわけで、まあ、折りたたみ方式にはあまりこだわらないようにしたいと思います。

 

フレームのサイズ

折りたたみ自転車を見ていると、その大きさにも種類があることに気付きます。

主にホイールのサイズが全然違います。ちなみに、ロードバイククロスバイクは700c ( 27インチ?)、マウンテンバイクだと26インチとかが主流らしいですが。

 例えば小さい物だと、以下のAbikeというメーカーのもの。これはもはやホイールが何インチなのかも良く分かりません。

 他には、よく見るのは14インチ、16インチ、18インチ、20インチくらいでしょうか?

まれに下の画像にあるように、ドッペルギャンガーなどの一部メーカーで27インチのロードバイクの折りたたみ型も販売されています。

DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) フォルダブルロードバイク BACKFLIPPERシリーズSQUALO806 700x28C 独自開発折りたたみフレーム採用モデル

DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) フォルダブルロードバイク BACKFLIPPERシリーズSQUALO806 700x28C 独自開発折りたたみフレーム採用モデル

 

 私の場合は、携帯性能と走行性能のバランスも考えて、20インチにしたいと思います。

 

しかし、ここで、注意が必要なのですが、20インチにはどうやら二種類あるようです。 

規格が違うのだそうですが、406と451の二種類があります。

これはそれぞれそのままホイールの直径の値を表しているようです。(ややこしい!!)

406の方が漕ぎ出しが軽く街乗りに向いていて、451の方が405に比べると漕ぎ出しは重くなる分、比較的速度が出しやすいようです。(そんなに違うのかな、、いずれ比べてみたい!) 

色々調べていると、完成車だと406が付いているものが多い印象でした。

また、406が付いているフレームはカスタムすれば451のホイールが付けられるケースが多いようですので、ひとまず今はこの点に関しては気にしないことにします。

 

というわけで、フレームのサイズは20インチで探すことにしました。

 

フレーム決定! 

そんなわけで、20インチの折りたたみ自転車で色々探しました。それはもう毎日、これだ!いや、こっちだ!の繰り返しです。

そんな中、ドッペルギャンガーのVantage(ヴァンテージ) 262 やParceiro(パルセイロ) 260というやつが、見た目は普通のミニベロなんだけど、実は折りたたみ自転車という感じで好みでした。普通の折りたたみ自転車と比べてサイズも少し大きそうなので、携帯性は劣るかも知れませんが走行性能は高くなるのではという期待もあります。

カラーリングが全然好きではないんですが、自分で塗装もすれば良いやということでこの2種のいずれかを入手したいと思います。

 ドッペルギャンガーって多分ロードバイクとかバリバリ乗ってる人からするとバカにされるメーカーの代表格という感じもありますが、自分でカスタムしちゃえば愛着も湧くだろうし、何しろ、この見た目が普通のダイヤモンドフレームで折りたたみというのはかなり珍しく他にあまり選択肢がありません。(あと、盗難されにくいという素晴らしいメリットもあるかもしれません!)

ちなみに、ダイアモンドフレームの折りたたみだと、他にもDahon の Dash P8とかもあるのですが、少し高いし、フレームの見た目はドッペルギャンガーの方が好み!!

DahonのDash Altenaという新しいモデルも出たようですね! 見た目は結構好きなのですが、少々たかいですね。

しかし、調べてみると、ドッペルギャンガーのVantage 260は販売終了でした。。こちらの方が最初からキャリパーブレーキだったりと、カスタムがしやすそうなので良かったのですが。。

パルセイロの方は現在も販売していて、その販売価格は2万円代、安いです!

しかし、今後5万円以内でパーツをカスタムしていくことを考えると2万円でも高すぎる。。。なんとかフレームだけ安く入手したい!

 

というわけで、しばしの間、オークションサイトやフリマアプリに張り付いて、いい感じの中古フレームを探したいと思います!

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自転車制作日誌 第0回 イントロ

どうもはじめまして! 

今日から、自転車制作日誌と題して、パーツ集めから初めて、自分で自転車を組んでいく課程を報告していきたいと思います。

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自転車を組もうと思った理由

正直、自転車はもう何年も乗っていないし、ロードバイクどころかクロスバイクも所有したことのない素人です。(友人のロードやクロスに乗らせてもらったことはあるよ!)

素人がいきなり自転車を組んでいくのは、なかなか難しい面もあるかもしれません。。でも、完成品を買おうとして色々見ていても、安いものだとなかなか見た目が気に入る物がないし、Colnago (コルナゴ)とかDe Rosa (デローザ) とかBianchi (ビアンキ)とか見ててカッコいい!欲しい!と思って価格を見ると何十万!?みたいなパターンも多くて、購入に踏み切れないでいたんです。欲しいと思うと廃盤になってるみたいなパターンも多かったですね。

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 そこで、パーツを集めて自分で組んでしまえば、自分が気に入る自転車を安価で作れるのではないかと思い立ち、自分で組むことにしました。

 元々、ものを作るの好きなので、組んでいく課程も楽しめるだろうし、自分で手をかけて組んだものなら、少々見た目に気に入らない点があっても許せるだろうし、私にとっては良いことづくめです。

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どんな自転車を組むのか?

そんなこんなで、パーツを集めて自転車を自分で組むことにしたわけですが、、元々、自転車を購入したいと思ったきっかけは、自宅から離れた場所にある川や湖に釣りに行くのにツーリングがてら自転車に乗って行きたいということでした。

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最初は、せっかくだからロードバイクを買って、ガンガン飛ばすぜ!!といきまいていましたが、釣り場への移動が目的だとすると、まずは釣り場の近くまで電車でいってから、そこから自転車で移動するとかした方がより遠くにいけるなあと思い、折りたたみ自転車いいじゃん!ということになりました。

(正直、いきなりロードバイクを組んで、何十kmも出して道路を走るのは怖いというのもあったよ!)

 ただ、折りたたみ自転車とは言っても、それなりの速度も出せるようなスポーティな仕様にしたいと思っています。

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そして、何か目標を立てておいた方がパーツの選別もしやすいだろうということで、次の二つをとりあえずの最低目標としてパーツの選別をしていきたいと思います。

  1. 重量10kg以下
  2. 価格5万円以内

 

まず 1 つ目の条件についてですが、自転車素人の私でも既になんとなく知っていますが、良い自転車は軽い!良いパーツは軽い!です。

なので、自転車素人の私が自転車を組んで行く際に重量はとても分かり易い指標だと思い、条件の一つ目に重量を設定しました。( 重量をそこそこ軽くできていれば、その自転車の性能がある程度保証されると思われる!)

もちろん、軽いということ自体も自転車にとって非常に大きな利点となると思います。

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2つ目の条件についてですが、上限を設けておかないと際限がなくなりそうだし、失敗した時のショックも大きいので、価格はとても重要な要素です。

もし、高いお金を払えるなら、普通に完成品で気に入るものが手に入ると思いますしね。

例えば、私の場合は、Tyrell (タイレル)のFXとかPX1や、R&MBirdybd-1とか良いなあと思いますが、新品だと10万~20万円くらいするようです。

[rakuten:cycly:10117542:detail]

 

というわけで、いきなり少し長くなってしまいましたが、

 重量10kg以下折りたたみ自転車を、5万円以内で組むということを目標に始めたいと思います!

 

  (※ 私は自転車を組むのは素人ですし、まだどうなるか結果も出ていません。真似をするのは危険な場合もあると思うので、自己責任でお願いします。)